文書や動画を、翻訳後の言語で元々製作されたかのように自然に仕上げる技術が、ローカライズです。World Translation Centerではあらゆる種類の文書、ウェブサイト、ビデオの他言語への翻訳を承っています。
販促資料の作成で細心の注意を払わなければならないのは、その製品が売れる紙面を作ることです。販促資料を他国向けに翻訳する場合にも、同様の配慮が必要です。多くのパンフレットは、そのままの内容では他国では使えません。元のパンフレットで使用している色が別の国の人には不快感を与える色になるとか、色が反対の意味を持つとか、韓国向けパンフレットにワシントン記念塔の写真ではしっくりこないこともあります。
対象国によっては、レイアウトの調整が必要になることもあります。右から左に書くフォントもあれば、上から下向きに書くフォントもあり、それが販促資料の全体のレイアウトやサイズに影響します。
このため、対象国に合わせた全体的外観の見直しの必要性を理解し、対象国の文化を知る、ネイティブ翻訳者と経験豊富なDTPオペレーターが必要になります。何か文化的差異に起因する問題が見つかった場合には、お客様と相談の上で、弊社より適切な変更をお薦めします。プロの手によるレイアウトでパンフレットの見栄えを作り込むことは、貴社の製品を説明する言葉づかいと同様に重要です。
ウェブサイトのローカライズでは、対象国の文化に合わせて既存のウェブサイト内容に修正を加えます。弊社でウェブサイト全体に目を通し、対象国の読者が不快に感じる内容や文化的に不適切な表現等が見られれば、変更を提案いたします。ウェブサイトのコンテンツすべてを単に翻訳するのではなく、一部のページに限って翻訳し、費用を抑えるようお薦めする場合もあります。パンフレットや販促資料に関しては、右から左、または上から下に書くフォントの有無に注意することが重要です。
企業ビデオやコマーシャル、研修用ビデオ、自動音声応答システム等、用途に適した声色やトーンを選ぶのは難しいことです。ビデオや音声ファイルのローカライズでも、内容にぴったりのネイティブスピーカーを見つけることが重要です。弊社のウェブサイトには、プロの声優2,500名 (出身国150カ国以上) のボイスデモを掲載しています。声優を選択してデモを聴いていただくか、ご予算に合うお薦めの声優について私どもまでご相談ください。
ソフトウェアのローカライズにも、販促資料と同様に細部にわたる注意と文化面への配慮が必要です。ソフトウェアの場合、センテンスが切れ切れになった状態のものをコンピューターがつなぎ合わせて一つのセンテンスにする箇所が、頻繁に出てきます。このような切れ切れの部分がつなぎ合わされたときに、文法的に正しい一文になるよう、工夫して訳す必要があります。言い換えれば、ソフトウェアプログラムの場合は、連結されたセンテンスを正しく再生するために再プログラムが必要な場合が多いと言ってもいいでしょう。翻訳後の文字数が多くなれば、テキストボックスを拡大したり、フォントを小さくしたりする必要も出てきます。
World Translation Centerは、正しくローカライズするために必要なステップをお客様に提案し、話し合いの上でプロジェクトを進めてまいります。
ローカライズはある特定の国に合わせる技術で、グローバライズはプロジェクトや製品を世界中に通用させるための技術です。グローバライズでは、世界各地の経済的、文化的、政治的な要素を一つに統合します。
最初に、製品の名称を、どの国の人も不快にせず異なる意味を伝えない、すべての国に通用する名称にします。製品を良く言い表し、同時にグローバル市場でも受け入れられる名称を検討しましょう。
色や掲載写真も、物議を醸したり 不適切なイメージを思い起こさせたりすることなく、各国に馴染むものでなければなりません。
世界中が祝うわけではない宗教や祝祭日の掲載は、避けるべきでしょう。
各国に馴染む適切な製品名を、弊社より提案することも可能です。世界各地にいる弊社所属の専門家が既存のコンテンツを拝見させていただき、グローバライズ案を提案いたします。
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米国以外 +1-678-367-3781